脱原発・東電株主運動
NUCLEAR PHASE-OUT TEPCO SHAREHOLDER'S MOVEMENT
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株主総会日程決まる

東京電力第83回定時株主総会は、6月26日(火)に開催されることが決まりました。
会場は日比谷公会堂ザ・プリンス パークタワー東京。時間は午前10時からです。

脱原発・東電株主運動では、総会前日の打ち合わせと総会後の反省会を予定しています。詳細は追ってお知らせいたします。


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東京電力第83回定時株主総会共同株主提案議案 2007

第1号議案 剰余金の配当の件
○議案内容
 1株あたりの配当を、年100円(中間配当金の30円を含む)とする。
○提案の理由
 我が社発表(1月31日)の平成18年度の連結決算見通しでは、売上5兆3000億円、経常利益4100億円、純利益2900億円、1株純利益は214円である。そこで、この純利益の概ね半分を配当とし、1株あたり年配当100円を提案する。
 ここ数年、我が社は有利子負債の減少と、高金利時代の社債償還が進んだことによる借入金利の低下のダブル効果で財務体質の改善が進んだ。これにより、我が社の収益力は大幅に増強されてきた。この経営果実を配当増額により株主還元すべきである。なお、株主提案の100円配当の場合でも、内部留保額は1547億円もあり、これは最近5年間の年平均の内部留保額1295億円を252億円上回る十分な額である。
注:会社法改正に伴い、従来の「利益処分」は、「剰余金の配当」と用語が変更になりました。

第2号議案 定款一部変更の件(1)
○議案内容
 第4章に以下の条を新設する。
(報酬等の個別開示)
 第24条 個々の取締役の報酬、賞与は遅滞なく公表する。
(上記第24条の新設に伴い、現行定款第24条を第25条とし、以下を順次1条ずつ繰り下げる)
○提案の理由
 昨今、多くの企業が不祥事を起こし、購入者が他社製品に切り替えたり、店頭から製品を撤去するなどその経営責任が問われている。しかし、我が社は度重なる改ざん、隠ぺい、法令違反にもかかわらず、電気の供給をほぼ独占的に行っているため、消費者が他社へ切り替えることが出来ないなどを背景に、見つからなければそれで良しという傲慢な企業体質が見受けられる。
 2006年3月期報告書の社長メッセージの中では「従来から企業の社会的責任を強く意識しながら事業を営んで」云々とあるが、原発操業開始当初からデータ改ざんを行っていたことは言語道断である。
 今後は責任を明確にするためにも、取締役個々人は報酬等を公表し、真の社会的責任を果たすべきである。この提案に賛同した株主は一昨年24%、昨年は26%である。これだけ多くの株主の声に取締役は襟を正し、真摯に受け止めるべきである。

第3号議案 定款一部変更の件(2)
〇議案内容
 以下の章を新設する。
第*章 不正防止制度
 (目的)
 第1条 本制度は、我が社の所有する発電所に関し、データの改ざん、隠蔽などの不正を防止し、株主・会社への不利益を未然に回避することを目的とする。
 (構成)
 第2条 前条の目的を達成するために不正防止委員会を設ける。委員は5人以上とし、すべて社外かつ電力業界以外の人材をもって構成する。その他必要に応じて参考人を招請するものとする。
 (調査権)
 第3条 前条の目的を達成するために、我が社の所有する発電所に関し、本委員会は以下に定める調査権限を有する。
(1)委員会が求めた場合、関係部署は速やかにデータ、資料等を提出しなければならない。
(2)委員会は関係者に聞き取り調査することができる。
(3)委員会は社外の検査・計測機関を使って、独自にデータを集めることができる。
(4)委員会が集めたデータ、資料等について、株主から情報開示の請求があった場合、我が社は文書、電子データなどで速やかに提示しなければならない。
(5)以上の調査に必要な費用は我が社が負担するものとする。
 (報告)
 第4条 本委員会は調査した結果、不正のあった場合、それを取締役会に報告するものとする。取締役会は、速やかにそれを公表し、株主に報告するものとする。
 (緊急措置)
 第5条 とくに原子力発電所に関しては、安全性に鑑み、不正の有無について本委員会が調査を始めた場合、その結果が出るまで、取締役会は当該原子力発電所の稼働を当面停止する。
〇提案の理由
 「しない風土、させない仕組み」。これは、2002年に我が社の原発データ改ざん、トラブル隠し事件が発覚した時、取締役会が目指したものである。しかし昨年以来、またも発電所のデータ改ざんが明らかとなった。次々に明らかとなる偽装、無許可改修、不正の数々。定期検査で故障を隠し、臨界事故さえも隠すなど悪質すぎる。結果、我が社はまたも社会的信用を落とし、株主に不利益が生じた。
 事故にはならないだろうという甘い認識、都合の悪いものを隠すという、我が社の体質、社員の意識は残念ながら変わらなかった。我が社は事故のリスクを背負ったまま発電していたのだ。安全運転は、嘘をつくことでは実現できない。安全性の確保という取締役会の重要な責任が果たされるよう、国からも関連部署からも独立した不正防止委員会を設立し、取締役会とは別に、発電所を調査、監視する制度を提案する。

第4号議案 定款一部変更の件(3)
〇議案内容
 以下の章を新設する。
第*章 広報活動
 第*条 我が社は公正な広報活動に努め、消費者に誤解を与える表現をしない。
〇提案の理由
 我が社は安心・快適・エコを売物に、巨額の宣伝費をかけてオール電化のCMをしている。だが例えば「エコキュート」は、実は省エネになっていない。深夜電力の使用で料金は安くなるが、発電から送電、熱変換も含めた総合効率は悪く、環境に優しいわけではない。
 電力・ガス会社等の公開情報に基づくある試算によると、エコキュートの総合効率はガス湯沸かし器の約72%しかなく、CO2の排出は約28%増となる。オール電化は温暖化防止に役立つどころか、CO2排出に拍車をかけるシステムである。
 IH調理器も同様に総合効率は悪く、その電磁波は健康への影響が懸念されている。またオール電化住宅では、停電時(震災・台風・豪雨・大雪・猛暑等)にエネルギー確保ができない。そのことは言わないで、オール電化があたかも環境にいいように「エコ」の名を使い宣伝するのは消費者に対して不誠実である。誤解を与えるこのようなCMをしてはならない。

第5号議案 定款一部変更の件(4)
〇議案内容
 以下の章を新設する。
第*章 耐震設計審査指針の改定に伴う原子力発電事業の再検証
 第*条 原子力発電施設に関する耐震設計審査指針の改定に伴い、改めて原子力発電の是非を問う委員会を設置する。
1)委員会は、次のカテゴリーごとに設置され、再検証の議論を重ねる。期間はおおむね3年とする。
①原子力発電所立地自治体
②再処理工場・中間貯蔵施設・廃棄物埋設等立地自治体
③株主
④消費者
⑤従業員
2)第2段階として、各カテゴリーごとの意見を集約し、原子力発電事業の存続について結論を出し、取締役会に勧告する。期間はおおむね2年とする。
〇提案の理由
 昨秋原子力施設の耐震設計審査指針が29年ぶりに改定になった。従来は『想定されるいかなる地震力に対しても大きな事故の誘因とならないよう充分な耐震性を有していなければならない』としていたが、新指針では「残余のリスク」の存在を認めた。
 これは「(耐震設計用に)策定された地震動を上回る地震動の影響が施設に及ぶことにより、施設に重大な損傷事象が発生すること、施設から大量の放射性物質が放散される事象が発生すること、あるいはそれらの結果として周辺公衆に対して放射線被ばくによる災害を及ぼす」リスクと明記している。地震がもとで重大事故が起こり得ることを、国と地震学者が初めて認めたのである。
 その新指針のもと、我が社は青森県に東通原発新設の許可申請を行なったが、万一に際しての責任や補償問題は解決されていない。従来のまま、原子力発電を続けることも新設することも無謀であり、早急に見直しの場を設けるべきである。


東電株主運動6月例会
●2007年6月10日(日)
●東京ボランティア・市民活動センター印刷室
 (JR・地下鉄飯田橋の上、セントラルプラザ10階>>>地図)
●10:00~14:00
●ニュースの印刷・発送作業を行います。
 その後例会を、引き続きボランティアセンターにて行います。
●お問い合わせはページ右下のメールフォームからお願いいたします。

東電株主運動5月例会
●2007年5月12日(土)
●東京ボランティア・市民活動センター印刷室
 (JR・地下鉄飯田橋の上、セントラルプラザ10階>>>地図)
●10:00~14:00
●ニュースの印刷・発送作業を行います。
 その後例会を、引き続きボランティアセンターにて行います。
●お問い合わせはページ右下のメールフォームからお願いいたします。



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