脱原発・東電株主運動
NUCLEAR PHASE-OUT TEPCO SHAREHOLDER'S MOVEMENT
12 | 2017/01 | 02
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

株主代表訴訟に向けてスタート
 11月14日、株主有志42名で東電監査役に対し提訴請求書を送り、同日司法クラブで記者会見を行いましたので、その報告をしたいと思います。

 まず提訴請求についてですが、株主代表訴訟は、いきなり株主が取締役を提訴することはできず、監査役に対し、会社の取締役を損害賠償請求訴訟を提起するよう請求することが必要で、60日以内に監査役が提訴しなかったり、不充分な提訴だったりした場合に株主代表訴訟を提訴することになるそうです。まどるっこしいのですが、いかに巨額の賠償を請求しようと、提訴に必要な印紙代が1万3千円で済む、庶民にも可能な訴訟です。

 以下、今回の請求の概要を箇条書きで紹介します。

・賠償額として5兆5045億円(政府の経営・財務調査委員会報告書による)を請求。
 この額は国内では空前の額となりますが、絶後となるかは、浜岡で事故になればこんなものではないと河合弁護士が記者会見でコメントしてます。

・対象役員:勝俣会長以下、現・元経営陣60名(2002年に文科省地震調査研究推進本部が「M8クラスの地震ありうる」と長期評価を出した以降の取締役)

・理由:各種機関等から警告を数々受け危険を認識していたにもかかわらず地震・津波への対策を怠り過酷事故を起こし、会社に莫大な損害を与えたことへの法的責任を問う

・取れたお金は、原発事故の被害者への賠償に使うこと

などの内容です。

 脱原発弁護団全国連絡会のメンバー23人が代理人になるという強力な弁護団の体制もできました。

 記者会見では、代理人を代表して河合弁護士が熱弁をふるって訴訟の意義を語り、監査役がどう対応するかを報道陣として頻繁に取材していくよう求めました。

 また、出席した9人だけでなく42人の株主の気持ちを代表して3人が発言しましたが、その発言を聞きながら私は、あの6月の株主総会での勝俣会長はじめ経営陣や大手生保株主代理人の、福島原発事故前と何ら変わりのない姿、これほどの被害を起こしてしまった事故の責任を取ろうという姿勢が少しも見られないことに感じた怒りと絶望感を思い出していました。

 会社破綻もせず誰も責任を取ろうとしない東電に、取締役個々が責任を取ることになると知らせていくことも、今回の事故への株主としての社会的責任といえます。そして、河合弁護士がこの請求および株主代表訴訟の波及効果として語られたように、他の電力会社に対し原発再稼働への抑制になるような訴訟にぜひしていきたいものです。

 記者会見の模様はTBSやNHKなどで放映され、新聞各社が報じました。今後もご注目、ご支援ください。(O)

*カンパ振込先
郵便局口座:口座番号 00140-3-633169「東電株主代表訴訟の会」
銀行口座:三菱東京UFJ銀行 多摩センター支店(普通)0229479「東電株主代表訴訟」

*「脱原発・東電株主運動ニュース」No.213(2011年12月4日発行)に掲載されたものです。
関連記事
スポンサーサイト

コメント
個人情報晒されたみたいなんですが
何か、ご存知ありませんか?
ブログ、掲示板にある程度は
情報カキコしてあります。
ピンとくる事はありませんか?
http://jbbs.livedoor.jp/study/11483/
[2012/01/18 06:57] URL | みっちゃん #z8Ev11P6 [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://todenkabu.blog3.fc2.com/tb.php/157-86458e20
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

脱原発・東電株主運動事務局

Author:脱原発・東電株主運動事務局
私たちは1989年以来、株主の立場から脱原発を訴えています。ぜひ会員になって活動を支えてください。株主でなくてもなれます。ニュースを年10回発行。年会費2500円です。
郵便振替口座 00180-3-653582(加入者名:脱原発・東電株主運動)

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク

最近のコメント

最近のトラックバック

RSSフィード

過去ログ