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現在の原発は全て法令違反 1基も再起動してはならない

脱原発・東電株主運動事務局

無法状態の原子力規制を批判する
 8月30日から31日に駒場東大で開かれた「福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊」に参加してきました。その際に、鈴木達治郎原子力委員長代理が10分間のコメントを発言されていたので、すかさず質問してみました。要旨は「現在の原発は全て、原子炉等規制法第24条4項に違反しているのではないか」という内容です。

 原子炉等規制法第24条とは原子炉の「許可の基準」を定めており「その申請が次の各号に適合していると認めるときでなければ、同項の許可をしてはならない。」として、「各号」には「三 その者に原子炉を設置するために必要な技術的能力及び経理的基礎があり、かつ、原子炉の運転を適確に遂行するに足りる技術的能力があること。」および「四 原子炉施設の位置、構造及び設備が核燃料物質(中略)又は原子炉による災害の防止上支障がないものであること。」とされています。

 いま、原発は、全部この法律に違反して建っていると思います。百歩譲っても再起動など到底できるはずがないのです。

 鈴木さんはこれに対しては「確かに法令に反していると思う」と答えました。ただし、運転の再開にあたり2011年3月31日に、原子力安全・保安院が30項目の緊急安全対策を指示し、それに従って当面の対策を行い、これを安全委も容認し、さらに三大臣、つまり内閣総理大臣、経産大臣、原子力担当特命大臣が大飯原発の再稼働を認めたことで、「政治的に」原子炉は動いているという見解でした。

「だから、早く規制庁を立ち上げて本当に運転しても大丈夫なのかを確認しなければならない」というところに落ち着くのですが、現状が「超法規的措置」または「無法状態」あるいは「異常事態」であることを認めています。現職の原子力委員の一人が、個人的見解とはいえ原発が超法規的に動いていることを認めた事実は極めて重大だと思います。それほどまでして動かさねばならない「合理的理由」などありません。

電力需給のどこが逼迫したのか
 今夏の電力需給という点においては、枝野経産大臣は8月28日の記者会見で「大飯原発が再稼働できていなければ、大変厳しい状況だった」との認識を示したものの、現実には広域連係が行われている現状では、ほとんど90%前半で止まることはデータ上も明らかです。大臣自ら「その数字だけで評価するものではない。例えば、融通の問題もあります」ということも同じ会見で述べているのですが、産経新聞などはその点を全く無視して報じています。

 共同通信の記事『関電、ピーク時も原発不要 今夏、大飯再稼働に疑問/専門家「需給検証を」』(2012年9月1日)では、この会見と関電の電力供給逼迫の恐れなどとする点を追及しています。その中で東北大の明日香壽川(あすか・じゅせん)教授のコメントを載せています。その部分を引用します。

『大飯原発止めて需給検証を』東北大の明日香壽川教授(環境エネルギー政策)の話
 原発の再稼働は、電力不足ではなく、動かさないと電力会社が経営上困るという問題だったとはっきりした。政府の需給見通しのどこがおかしかったのか、検証が必要だ。再稼働は、原子力規制委員会が発足せず安全基準も中途半端なまま見切り発車した。原発なしで夏を乗り切ると困るので取りあえず動かしたのではないか。いったん大飯原発を止め、統一的な基準を作るべきだ。原発がないと経済が崩壊し、産業が空洞化するとの意見も出るが、そんなことにはならないというのが多くの研究者の見方だ。
(Y)
*「脱原発・東電株主運動ニュース」No.220(2012年9月9日発行)に掲載されたものです。
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Posted by脱原発・東電株主運動事務局

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芸能通!?  
信じられない事が起きた

37085y48
大大大ニュース!
元AK○の
あの娘と出会えちまった…
http://7M7z0870.akb-sokuho.com/7M7z0870/

2012/10/18 (Thu) 10:15 | EDIT | REPLY |   

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