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東電の福島原発グッズ販売とバーチャル・リアリティー

脱原発・東電株主運動事務局

8月に入ってから、東京電力が販売しようとした
福島第一原発のクリアファイル、いわゆる
原発グッズが批判を受けました。
クリアファイル 


1.原発グッズについて
(1)福島第一原発の廃炉現場は、レジャーランドなのですか?
   東京電力の説明は
   「記念品が欲しいとの作業員や見学者からの要望に応えた」と、
   さも顧客満足を高めるかのような言いっぷりです。
   「記念品」とは、後々まで思い出として残しておくために作成された物品のことです。
   福島第一原発撒き散らした放射能で、故郷を追われたり家族を亡くされた方のことを
   どう考えたのでしょう?
   遊園地やレジャーランドでは、楽しんだ思い出にぬいぐるみやキーホルダーなどの
   記念品を販売していますが、同じ感覚なのでしょうか。
   
(2)「福島への責任」とは、クリアファイルを売ることですか?
   ことあるごとに「私たちは福島を決して忘れません」と東京電力は言いますが、
   福島への責任
(東京電力ホームページから抜粋、リンク無)  
(3)こんなことをする余力があるなら、ADR和解をはじめ被害者の皆さんへ、
   加害者としてするべきことが他にあるはず。
   放射能を撒き散らす加害行為だけでなく、更に遊び半分としか思えない
   クリアファイル販売は、紛れもなく加害行為の追加でしょう。

2.バーチャル・リアリティーツアーについて
こちらは、あまり注目されていませんが、今年3月に、廃炉現場を
バーチャル・リアリティーツアーで見学する「Inside Fukushima Daiichi」が
公開されています。
IFDI.jpg 
(画像クリックで、当該ページに飛びます)
バーチャル公開とは、現場にはよほど見せたくないものが満載なのかと思えますが、
問題は公開目的です。
8月2日に東京電力は、このバーチャル・リアリティーツアーが
「コードアワード2018ベストキャンペーン賞を受賞しました」と
発表しています。
ベストキャンペーン 

※画像クリックで、’コードアワード2018’サイトに飛びます。

つまり、
廃炉現場=キャンペーン材料かつマーケティング材料
考えていると、世間から認識されてもおかしくないわけです。
東京電力を税金で支えている有権者納税者の皆様は、どうお考えでしょうか?

3.終わりに
奇しくも8月は、33年前に起きた日本航空123便御巣鷹山墜落事故の命月ですが
日本航空は、123便機体のプラモデルや事故機残骸のクリアファイルを販売、
そして事故当時の操縦席や客席をバーチャル・リアリティーで
公開しているでしょうか。
無論、そんな非常識なことはしていません。

東京電力の労働組合について、日本航空との違いを6月に書きましたが
安全文化の継承の点でも、大きく異なるのではと考えざるを得ません。
※下記ドラマ「沈まぬ太陽」画像クリックで記事に飛びます。
沈まぬ太陽


日本航空では、33年前の123便御巣鷹山墜落事故を永遠に忘れない
教訓として、安全啓発センターを設置し、事故機の残骸を展示して、
社員に見学を促しています。
123便 
安全啓発センター内に保管・展示されている墜落機材:画像をクリックすると紹介記事に飛びます)

東京電力のクリアファイルやバーチャル・リアリティーツアーとは
意味がまるで違うことが、お分かりいただけると思います。
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Posted by脱原発・東電株主運動事務局

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