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福島原発刑事裁判:武藤栄被告 質問を終えて

脱原発・東電株主運動事務局

福島原発刑事裁判の被告人質問が10月中旬から開始され
武藤栄被告に対する質問が、10/16~17でした。


まず、武藤栄被告が否定した
311震災4日前、2011/3/7に原子力安全保安院から
「津波対策を急げ」と言われた際の
東電作成資料を紹介します。

原子力規制委員会:情報公開請求による開示ページにありました。
※画像クリックで、文書に飛びます
20110307打ち合わせ 
ポイントは、2ページ目の地震本部いわゆる推本モデル試算です。
明治三陸沖地震クラス津波の影響=15.7m津波と東電自身が
発表している何よりの証拠でしょう。


さてこれらの資料を「どう認識したか」という質問に対する回答ですが、
新入社員でもこんなこと言ったら、1時間は説教部屋で折檻でしょう。

被告人質問で津波対策の認識を問われた
武藤栄被告の答えは以下の通りです。
1.報告を受けたこともない
2.記憶もない
3.メールもない
4.認識もない
5.指示もしていない
6.その権限もない
7.津波に関する資料だけは読んでいない


全部指摘したいところですが、2点だけ。
(1)メールも見ていない
   メール振り分け機能で「原子力安全保安院関連」とでもキーワード振り分けして、
   別フォルダに分けておけば簡単に認識できた筈。
   メール機能もろくに制御出来ていないのに、原子力だけは制御出来ると当時から
   言い張っていたのはなぜでしょうか?
(2)自分から情報を取りに行っていない
   武藤栄被告自身は発言していませんが、質問に対する答えの中で津波対策に関する
   情報を自ら取得/検証している様子がありません。


2011年3月11日時点の原子力部門トップがこのレベルなら
水平展開思考で考えると
現在の原子力部門トップも同じ、つまり
・指摘されても無視する
・必要な情報を自分から収集しない
と世間から認識されても仕方が無いでしょう。

左陪席裁判官が最後に「武藤さん、あなたの職責は何ですか?」と
問うたのは、裁判官の心証を真っ黒にしたと思える点だけが朗報と言えます。
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Posted by脱原発・東電株主運動事務局

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