脱原発・東電株主運動
NUCLEAR PHASE-OUT TEPCO SHAREHOLDER'S MOVEMENT
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定時株主総会を前にして

6月26日、東京電力の定時株主総会が開催されます。「脱原発」を掲げて、共同提案を引っさげ、我々が総会に出席するようになってから早や19年、長く続いていることを喜ぶよりも、原発をめぐる日本の状況が、一向に変わらない…どころか、この1年の間に数々の不正が発覚し、それを追求しようとさえしない保安院の姿勢と共に、怒り心頭の感があります。

3月末に、一般株主に議案を公表し、合意書を集約する作業をしているさなか、東京電力で1978年に起きたまま隠されていた制御棒脱落と、それによる「臨界事故」が明らかとなりました。そのことを、何とか議案の文言にもりこんで、一般株主へも、この不正を知らせるべく苦慮しましたが、何とかクリアー。今年も、671名、436,400株の合意をもって、東京電力へ正式に株主提案を提出することができました。

振り返れば、わずか2年前、東京電力のデータ隠蔽の数々が明らかになった折り、「しない風土」「させない仕組み」などという曖昧な言葉で、今ではどこの企業でもパターン化したともいえる、役員一同の最敬礼を見せて、これにふたをしようとしていたのです。その時点で、更に大きな隠蔽が、そのままにされていたとは。これまで、よくぞ日本を破滅に追いやる大事故が起きなかったと胸をなで下ろすと同時に、国の厚い保護を受けた独占企業としての電力会社が、このままでいいのかという怒りを覚えます。しかし今回も東京電力の役員は、「言い出す仕組み」などという平たい言葉で、安穏に事態を乗り切ろうとしています。一般の企業であれば、総退陣は必至です。

株主提案は、今年は5つ。利益処分案の他に、定款変更として、○役員報酬・賞与の個別開示。(同じ議案で、一昨年は24%、昨年は26%の 賛同を得ている)○不正防止委員会の設置。(社外委員による構成)○公正な広報活動に努める。(オール電化への警告)○耐震設計指針の改定に伴う原子力発電事業の再検討。(昨年秋改訂となった耐震設計審査指針に伴う委員会設置の提案)以上を提出していますが、総会当日は、会場での議事の流れの中で、いかにして経営陣に我々の主張をぶつけていくかも目下討議中です。

そんな折、5月22日に、我々が脱原発の運動に取り組み始めた頃、東電の会長であった平岩外四氏が、92歳で亡くなりました。初めて出席した定時総会で、総会屋と社員株主の怒号におののきながらも、学者肌、と言われた平岩議長の穏やかな姿を思い出します。その後、経団連会長として、企業献金の廃止・企業倫理の再構築に力を注がれた氏が、不正を繰り返す惨めな東京電力を、晩年どんな思いで見ておられたことでしょう。又、ご自身の戦時体験から、強力な護憲論者であったと伝え聞き、感無量です。

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[2007/06/23 10:03] | # [ 編集 ]


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